Koufukuron

Yuu Miyashita

すべてなくせばらくになれるそのはずだった
こうむるふこうはひげきのびしょう
ほんのいっぽさえもふみはずせばおちるならく
おそれるこころはなぜまたいきようとする

さめないあくむのようなこのげんじつはかみのけいじなのかいたずらなのか
あわれだろうだけどいまさらしんじたいものみつけてしまった
ならくつがえそうこうふくろんをぜつぼうのすべてにかいをだせれば
さいごにのこるけつろんはきぼうなのか、あるいは

どこへゆこうとあいみえるひとのぐこうに
このみつきさすこのよのむじょう
ほんのいっしゅんであれうたがいがもたらすかげよ
それでもこころはなぜまたしんじようとする

とけないぱずるのようなこのなんだいはあくまのしょうめいかたばかりなのか
むぼうだろうだけどそれでもにげるみちなどありとくはしない
ならくつがえそうこうふくろんをいきどまりすべてをきょぜつしたまま
こたえをまえにまよいつづけていたならいつかは

るーれっとのうえでおどらされているなかで
たしかにであったきずなというなの

さめないあくむのようなこのげんじつはかみのけいじなのかいたずらなのか
あわれだろうだけどいまさらしんじたいものみつけてしまった
さあこのめにいまうつるせかいがてんごくかそれともじごくなのかは
かみがきめることじゃなかったじぶんいがいにきめられはしない
ならくつがえそうこうふくろんをぜつぼうのすべてをぶちこわすのは
こうふくをえらびきぼうをしんじぬくいしだとしってみえたひかり

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