しずかなくちびる
ひらいてうたうの
ばらーど
ひとみの奥には
まだふかいよるを
みつめて
こいをはじめてしったと
あなたはつぶやく
かなしみのほとり
ねむるゆめのさめないよあけに
いつからふたりは
えいえんのこいにおちる
まなつのまぶしさ
まふゆのしずけさ
ふたりで
わけあうそれだけ
ねがいのすべてをかなえて
こいをなくしたじだいに
わかれをつげたら
ふたりはたびだつ
どこかゆめの
さめないばしょまで
つめたい手をとり
ひびくよしずかな
ばらーど
こいをはじめてしったと
あなたはつぶやく
かなしみのほとり
ねむるゆめのさめないよあけに
いつからふたりは
えいえんのこいにおちる