otenki

Yano Maki

さびしいときってだいたいいつもあめだった
たしかあめだった
うすっぺらになってしょうもうしたわたし なじるような
つめたいあめだった

わたしがうれしいとき そうでないときもすべて
あなたでさゆうされてく つまりおてんきのように

ざんこくないとしいひと からかわないで
いまはすみきった あおぞらさえも
うまれてたのゆううつにおいちかけるよ
ねえ はやくみぬいてほしいの

くものかたちできせきのちがいかんじてた
そうかんじてた
おしつけられたあたりまえのいまを
じっとにらむしかなかった

みあげればすぐそこにあるそらに
このてはけっしてとどかない
ちょうどいまのあなたとわたしみたいに

ざんこくないとしいなひと さげすまないで
いまはのしかかるくもりぞらさえも
ちっぽけなこのわたしのせいめいせんなの
そうもううつもあなたしだいできまるの
じゆうにひろがっていくみたいで
うまくいえないけど
とにかくあなたはおてんきでわたしは
そんなところにこのむねをこがしたの


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