Nureta Hane

Yamamura Yukie

ぼくのなまえをよぶのはだれ
おもわずみみをふさいだ
あめにうたれてふるえるとり
それはぼくらににていた

どこかにどこかに
いばしょがほしくて
からだのそこからあふれるなみだ
きみというしあわせもどかしくなるのはなぜ

はねをひろげればこのこころ
もういちどとべるのに
なくこえくらいとどけたい
きみがいるだけでこのそらは
いつもどこかへつづく
もしそのさきにあしたがあるなら

かわいたひふをつきやぶろうと
こどくがつめをたててる
きみをにがしたきおくのもり
ぼくはじゆうにかわれた

なんどもなんども
おなじゆめをみる
さしこむひかりをてにしたふたり

だきしめあうとき
すぐめがさめるのはなぜ

とおくながされてながされて
たどりつくせかいには
どんなよあけがあるだろう
くもにまよいこみすこしずつ
はなれてしまうのなら
みおくるためのえがおをください
ください

あめにうたれてふるえるとり
それはぼくらににていた


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