せつないきもちさ
きみがそばにいるみたいな
わけありなあまいにおいが
まだここでまよってる
ああ、きえてしまうくらいなら
しらなければよかったような
おおきすぎるあいを
どうしておしえてくれたの
もういちどだけふかくいきをする
あなたのこころがどこかにあるはず
りっぱになれた気がしていたの
だけどねむれない
ゆくえをくらませても
よるになればやってくる
ふるえるむねがほんねをかくせない
むぼうびなゆめのなかわたしをつれさって
よるのまものからかくまって
ああ、だれかをまねたやさしいこころも
せかいがいろをなくすころ
かくしたてすどいつめでまた
わたしはわたしをなかせてしまう
どんないろにもそまらぬかこが
わたしのみらいをくろくそめてゆく
ひとりじめするからこどくなのよ
きたいなどしたはいけない
だけど
きみのこえがきこえたきがしてふりかえる
ふれるむねがもうほんねをかくせない
あめおとよどうかわたしのこえをけして
わすれさせてもうあるけない