あさにさめたひそむせいやのしろきおとめ
みずのおひもかたくむすびでたおりにたつ
あさぎさめたよどむ
たいやのあいにしずむ
うしなわれしかかるあがてをつつむひかりよ
あかつきゆめみしあおきほむらまとうとりが
いくのくにまでまいあがる
みどりたえしだいじにも
おちたてんにも
ごしきのつばさかかげて
はねにたたえたいつくしみすべてのものに
あたえてそだたく
あかつきゆめみしあおきほむらまとうとりが
いくのくにまでまいあがる
てんめいをむかえたあおぎりのおかから
そうそうとなくこえがとどいたら
あかつきもえゆくかかるほしの
そらをまどう
いくおくのはくれいをあかきこころでたばねて
せいとしのことわりを
あすにつたえてまいあがれ