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Tamamo No Mae

Onmyouza

ねえ わらべすかしは しまいにして
さあ そばにわして
あなたまとおること にごらせても
よるはただふけるだけ
このみはおんみのものぞ
つやばとねくたり
ゆられてねむる

みつめるよりだいてふるえるまで
たちかぜよりつよくくずれるまで
ささやくよりまいてもえきるまで
ぬるたまよりあまくえいしるまで

ねえ それですこしはおとこせらば
さあ ふりをみせて
あなうちかけのつまひきはるとは
いかにふえてにあらず
よるのはねがはらりおちて
ほてるむしがふわりうかぶ
ひそめきいろにやかれておちる

みつめるよりだいてふるえるまで
たちかぜよりつよくくずれるまで
ささやくよりまいてもえきるまで
ぬるたまよりあまくえいしるまで

ああ しびれるつまさきなぎ
うちあげし かたをなでる
ぬれとおるしたねおよぎ
よせかえすなみにこぎて（こぎて
たえはてるまで

みつめるよりだいてふるえるまで
たちかぜよりつよくくずれるまで
ささやくよりまいてもえきるまで
ぬるたまよりあまくえいしるまで

ほげりたちいるよりだいてふるえるまで
まいかぜよりつよくくずれるまで
くちづけよりかんでちぎれるまで
ぬばたまよりくろくけがれるまで
とけあう