さすらおう このせかいじゅうを
ころがりつづけて うたうよ たびじのうたを
まわりは さすらわぬひとばっか
すこしきになった
かぜのさきのおわりを
みていたら こうなった
くものかたちをまにうけてしまった
さすらいのみちのとちゅうで
あいたくなったら うたうよ むかしのうたを
ひとかげ みあたらぬしゅうれっしゃ
ひとりとびのった
うみのなみのつづきをみていたら こうなった
むねのすきまにはいりこまれてしまった
だれのためのみちしるべなんだった
それを もしも
むししたら どうなった
さすらいもしないで
このまましなねえぜ
さすらおう