Suichuuka

Nogod

ゆうれつなどすでにりかいしているはずだった
ことわりのそとがわでかたづけていくはずだった
とりかえしのつかないやみにてをだしてしまった
そのえがおからひかりがきえた

もうあのころにはきっと
もどれないのだろう
きみにきえないつめあと
ぼくがきざみつけた

うつくしいものをたいせつなものを
とじこめてしまうことができるなら
こわれないようにきずつかないようにと
つめたいみずにしずめてげんじつとはちがう
ゆめみせて

ときをもどせるならこんなじゃなかったのか
ちがうおれはきっとなんどでもやみにてをだす
わかっていてもひとはかわらないいきものだから
だけどあの日々はかけがえのない

たいせつなものをくれた
しあわせをかんじてた
それをふみにじったのは
おれじしんのごうだろ

これでおわりだと思った
ふとみずのなかをみた
はなびらがすこしずつ
かれはじめていた

うつくしいものをたいせつなものを
とじこめてしまうことができるなら
こわれないようにきずつかないようにと
いまつめたいみずのなかに

しずんでいくしずんでいく
ひかりはもうとどかない
おぼれていたそれはぼくだった
もがけばもがくほどにからまる
げんじつとはちがう
ゆめみせて


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