いまてのひらに
まいおちたこなゆき
つめたくふるえてた
からだをそっとあたためた
きみがくれたひびとともにゆめをみつづけている
たしかなときいろあせないやみがえるきおく
きみにあいたくて
いまもあいたくて
ねむれずに
ひかるまちなみと
きみがとけてゆく
ゆきのように
いまてのひらに
ふりそそいだひかりは
すべてをうばいさり
ふかくむねをきずつけた
おぼえているあのやくそくふたりちかいあったみらい
めをとじればうかんでくるしあわせなひび
きみにあいたくて
いまもあいたくて
ねむれずに
きせつがかわっても
とけることのない
ぼくのおもい
たくさんのやさしさをのこしさってゆく
たいせつなきみへとつづくそらみあげ
もどらないきみのかえりをまっていた
いつまでも