Nidaime

Kimura Tetsuji

男一代気付いた若を
結ぶ気が出てくらいつく
言葉少なに黙々と
そんな姿を刻む日々
俺は二代目継いだ心意気
命を削って腕を磨くのさ
いつか親父を超えてやる

家族を大事にできない奴に
誉めた仕事ができるものか
そんな親父の口愚痴が
今も心に鳴り響く
俺は二代目咲いた夢の花
誰かの笑顔が勝手になるものさ
いつも親父の声がする

いずれ手放す時が来る
守り向くのさその日まで
俺は二代目継いだ心意気
命を削って腕を磨くのさ
いつか親父を超えてやる

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