Sari yuku kimi

Kato Kazuki

ぼくはきみがだいすきできみもぼくをすきなのに
ふたりはすれちがったままちがうときをあるいてゆく

きみがゆめをえらんだことぼくがここにのこったこと
そばにいることはできないけどいつもここでおもってるよ

しぶやのひとごみはたえまなくながれてゆく
ひとばかりこんなにいたってきみのかわりなんていないじゃないか

やわらかなくちびるもふれたてのぬくもりも
いつもみてたあたりまえのしぐさも
まぶたにうつるえがおもぼくをよぶあのこえも
いまはもうまぼろし

かいさつみぎのあかいランプのまえいくらきみをまっても
とけいをみながらあわててはしってくるきみのすがたはもうどこにもない

よるってこんなにもながいものだったんだね
きみがとなりにいるときにはきにもならなかったのに

みじかくなったかみもちょっとこまったかおも
ないたりわらったりころげあったひびも
そのちいさなはなもこするとうけるまゆげも
いまはもう

でんしゃのまどごしによるのまちをみおろして
さいごにもういちどきみをおもいだす
ふたりがであうまえのなんでもないにちじょうに
もどっただけそれだけそれだけなのに

このおもいはなんだこのきもちはなんだおしえてよ
このいたみはなんだこのなみだはなんだ

このおもいはなんだこのきもちはなんだおしえてよ
このいたみはなんだこのなみだはなんだ

ぼくはきみがだいすきできみもぼくをすきなのに
ふたりはすれちがったままちがうときをあるいてゆく


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