あのこってかわいそうだよね いつもかげでわらっていた
くだらないふく くだらないはなし くだらないえがお
ああはなりたくないねとはなししてた
あのこってかわいそうだよね いつもばかにしてみていた
へいぼんなゆめ へいぼんなつめ へいぼんなこいびと
どこにでもあるものなどほしくなかった
えらばれたおんなであるためにはこどくさえあいした
だけどくろうぜっとのなかにはにねんまえのわんぴーす
あたしにしかできないことなどなにひとつなかった
からっぽなのはだれでもなくこのぶざまなあたし
かわいそうなのはあのこじゃなくあああたしだった
あのこってかわいそうだよね いつもうえからながめていた
ありがちなしゅみ ありがちなへや ありがちなしゃしん
ああはなりたくないねとはなししてた
あのこってかわいそうだよね かがみのなかでつぶやいてた
ただしいうそ ただしいかこ ただしいつよがり
どこにでもあるみちだけさけてあるいた
あのころのあたしがあたしをみてなにをおもうだろう
だけどくろうぜっとにはあたしをかざるぬのきれだらけ
あたしにしかできないことなどなにひとつなかった
からっぽなのはだれでもなくこのみじめなあたし
かわいそうなのはあのこじゃなくあああたしだった
くろうぜっとのなかにはにねんまえのわんぴーす
あたしにしかできないことなどなにひとつなかった
からっぽなのはだれでもなくこのぶざまなあたし
かわいそうなのはあのこじゃなくああ
あたしのこころのなかにはこぼれおちたあなた
あたしにしかできないことなどなにひとつなかった
こえられないよるにひとりきりゆかのほこりをみてた
かわいそうなのはあのこじゃなくあああたしだった
あたしってかわいそうだよね