Sakur Ame

JUJU

ふたりであるいたかわべりのみちを
ひとりであるくさんねんぶりに
すこしはやすぎるわたしのせなかを
きみのくちぶえおいかけてたね

いろづくまちなみとざわめくひとたちが
このきせつをつげるよ
ここにくればあえるきがした
なにもしらなかったふたりに

さくらをぬらすやさしいあめが
わたしのほおをつたわってゆく
どうかこのままふりやまないで
なみだがかわくまでわ
もうすこしこのあめにうたれていたくて

あのころはいつもなにかにきずつき
きえないいたみでふあんごまかした
みえないみらいとめのまえのきみを
こころのなかでならべあわせて

おもいをおもいでにしたくてできなくて
じかんだけがすぎていく
はるになればみえるきがした
いてついていたgood bye to myself

さくらをぬらすひぐれのあめが
ふたりのまちをぬりかえてゆく
どうかおねがいふりやまないで
きれいにわたしたちのあしあとを
あらいながしてほしくて

きみのほうふりかえらず
ゆめにむかってきたけど
なくしたあおさとつかんだなにかに
いまはまだとまどっている

さくらをぬらすやさしいあめが
わたしのほおをつたわってゆく
どうかこのままふりやまないで
なみだがかわくまでわ
もうすこしこのあめにうたれていたくて

ねさくらあめ
わたしのねがいかなえてほしい
どうかこのままふりやまないで
どこかできまぐれに
きみがふいたくちぶえのおと
けしさるまで


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