カナシバリ (Catalepsy)

Hebi

あいのかたちがこんなに
うつくしいってしらなかったんだ
でもきみのかおにうつる
のいずはなに

にぎりしめたきたいかんを
このせかいがうばってゆく
めのまえがくらやみにそまるすきというきもちがいがんでゆく
わたしだけをのこしてね

やさしさもぬくもりも
すべてがうそなら
きみがくれたおもいなんか
もういらない

あいとかりそうだとか
このよのぜんぶこわれてしまえば
いたみにきづかぬまま
わたしはきっとしあわせだった
もうなにもかもがまやかしならこのおもいをどこにぶつければいい
きみがすきだったの
つぶやくことばさえも
のいずになってく

わたしがここにいるいみを
わたしがこいをしたきみを
だれかにあたえられたのならすきというきもちはだれかのもの
わたしはどこにいるの?ねえ

いつしかじゆうになって
このおりのそとで
だれかのつくりものじゃない
きみにあいたい

きめられたあすをただ
なぞるだけのじんせいなんてさ
じぶんをさらけだして
こわれるよりざんこくだろう
もうなにもかもすくえないせかいしんじてたきみにもうらぎられて
どこにもいけずに
あいのぬけがらをてに
たちつくしてる

あわいきたい
わたしをしばりつける
それならもういっそけしてくれよ
むねをこがすあたたかいげんそうを

あいとかりそうだとか
このよのぜんぶこわれてしまえば
いたみにきづかぬまま
わたしはきっとしあわせだった
もうなにもかもがまやかしならこのおもいをどこにぶつければいい
きみがすきだったの
つぶやくことばさえも
のいずになってく

のいずになってく


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