Damashi

the GazettE

時に肌を裂くほど虚ろ晒された好悦
目を開けて飲み込んだ幻惑壊れて行けるように

疑いは解けたはず
遠い掛けようのない殺風景
抱き合うだけ無意味と

色を忘れた桜が舞う まだ上手く変われず
何かを求めたわけじゃない 忘れて行けるように

裏切りを知ってたから
眠れるまで見つめさせて
深い嘘を

ただ哀れを演じ 甘え 唸れ 回る
伸ばす手さえ見えなかった
魔やかしにキスを 傷に許しを
気付けばまたここには誰も

流し込む沈静に解答など望まない
一瞬の逃避が終わりと知らぬフリを

ただ笑うだけで滲んだ距離が
あまりにも悲しかった
塞ぐ度に背丸る距離は
優しすぎて冷たかった

色付いてく花びらのように
時が来れば思い出して
枯れ落ちてく花びらのように
時が来ても忘れないで

ただ哀れを演じ 甘え 唸れ 回る
伸ばす手さえ見えなかった
魔やかしにキスを 傷に許しを
気付けばまたここには誰も

ここには誰も
ここには誰も


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