Hikarinaki Yoru wo Yuke

Fukuyama Yoshiki

みたされないとわかっても
もとめるのかえいえんを
つみびととせいじゃのはざまで
せつなのときつないで

おわりのないあやまちに
いろどられたせかいは
かせきのもりにすがたをかえて
かなしみのしんわをつむぐ

いつかからださえかぜになりだいちへ
かえるだろう
だけどこころはどこへゆくのかひとは
こたえをしらない
そしてあるきだす
ひかりなきよるをゆけ

ふかいやみにいだかれて
かくしてたなみだがおちる
がれきのまちをあわれむように
つきのほのおがゆらめく

よくぼうもあいももうみわけがつかない
このせかいで
まぼろしとしりながらむねをいやすものを
ひとはおいつづける
いたみとひきかえに
しんじつをさがすように

みたされないとわかってももとめつづける
かぎりあるいのちをけだかくひびかせて
かぜになりだいちへとかえるときまで
たましいはさまよいつづければいい
そしてひとはまた
あるきだしてゆく
ひかりなきよるをゆけ


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