Hikari

Chihara Minori

きゅうにかげったそらがなみだかくしてくれた
なにもいわないけれどこれがさいごになるね

ふたりこごえたくちびるから
うすいためいきをはきだして
ゆめのおもさほんとうのりゆう
のみこんでいたの

しんじあえたひとのなみに
とおざかるせなかをさがした
さようならをかわすほど
れいせいになれなかったよ

そのままいってふりむかずに

ふるいえいがでわらうせつないどうけしみたい
きみのほしいことばをなにもあげられなくて

もっとじゆうにいきるために
たぶんふじゆうもてにいれる
じぶんのことうらぎれない
わたしのせんたく

そのみらいをよろこべずに
おたがいきずつけあってたの
みちのとちゅうはぐれたまま
べつべつのひかりをしったね

かまわずいってじぶんのため

しんじあえたひとのなみに
とおざかるせなかをさがした
さようならをかわすほど
れいせいになれなかったよ

くもをさいたきみのひかり
よろこんであげられなかった
さようならをきざみながら
いましずかにひとみをとじる

そのままいってふりむかずに
かまわずいってじぶんのため
ひかりはたえずみちをてらす


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