Oboroduki

Aluto

つきにわらった
そこにはかげがふたつ
おぼろづきのよるがつつみこむ

とわについてはなすなんておかしなことしているんだと思う
かたちあるものいつかこわれいきるものはおいていくんだよ

くりかえすひびまわるせかいをぼくらはしって
きたいとふあんをかかえながらいきていくんだ
わらうときもなくときもそばにいて

つきにわらった
そこにはかげがふたつ
おぼろづきのよるがつつみこむ
そっとちいさくよりそった
つきよ

しらむよぞらゆめのように
けしきはそのいろをかえながら
まちのなかにおちるひかり
ふたりであるくいえじをてらすよ

きせきみたいにみえるせかいがあることしって
ことばにかえてしまうよりもふれていたい
よあけのおとこのくうきほそいゆび

きみがわらった
ぼんやりとうごくじかん
なにごともなくあすもとなりにいてほしい
ふたりのこどうをわすれぬようにそっとよりそった
つきよ

そうぞうしてみる
なにがまつのだろうきみと
どんなことがあるとしても
だいじょうぶ、だいじょうぶ、そんなきがするよ

つきにわらった
よりそったかげふたつ
おぼろづきのよるがつつみこむ

つきとわらった
そこにはかさなるこえ
おおげさにはいらないすばらしきひびを

たんじゅんなきもちをたたえあおう
そっといえまでつくあいだ
つきよ
つきよ


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