部活おわるころ校庭で
本を読んでいた
時間つぶしてひとりきり
誰を待つのか
欅の木の下
目立つよね
黄昏を受けて
長い髪が風に揺れる
制服が眩しい
ずっと前から目で追っていた
こんな気持ち初めてなんだ
話したこともないのに何故
心は強く叫ぶのだろう
君を君を君を
きっときっと好きだ
だってこんなふうに
ジェラシー感じてる
君を君を君を
そんな君を
独り占めしてる
誰かが羨ましい
切ない恋だと
わかってる
彼氏の存在
君の横を過ぎる時に
キュンとしてしまった
不意に目と目が合わないように
わざと遠く眺めて歩く
叶わない恋を避けながら
振り返ろうと強く思った
僕は僕は僕は
もっともっと好きだ
そうさ世界中の
誰にも負けない
僕は僕は僕は
約束する
君を放課後に
待たせたりしないよ
君の彼が誰かって
僕は一番気になって
離れた場所でずっと見ていた
結局誰も来なくって
帰りたくしながら
君が僕を待っていた
君を君を君を
きっときっと好きだ
だってこんなふうに
ジェラシー感じてる
君を君を君を
そんな君を
独り占めしてる
誰かが羨ましい
好きだ好きだ好きだ
君が好きだ
僕と僕と僕と
一緒に帰ろう
君を君を君を