オレンジいろの三日月が
空の端っこですねているみたい
電話ぐらいできなかったの
あなたがにくたらしい
ずっとまってたのに
今日は仕事がいそがしいことなんて
私にだったわかっているけど
ひとりきりのアスファルトは足音がさみしすぎて
秋感のひとつけりたくなる
泣きたくなるほど
あなたに会いたい
今すぐこの空を飛んでいきたい
どうしてこんなに好きになったんだろう
本気になるつもりはなかった
夜風のしわざ
雲がかかった三日月が
ずっとあの場所で待ちぼうけしてる
星がそばにいくつあっても
あなたじゃなきゃだめなの
たったひとつの星
児童公園の椅子に腰掛け
着信履歴を何度も眺めて
私だけが恋の悲愁おもすぎてかたむいてる
ねえメールくらいちょうだいよ
泣きたくなるほど
あなたに会いたい
今いるその場所へ呼んでほしいの
どこかへより道したい気分なのよ
ひとりの部屋に帰りたくない
夜風のしわざ
どれだけまったら
あなたに会えるの
このまま夜明けまでここにいようか
どうしてこんなに無気になってるんだろう
明日になればまた会えるのに
帰りたくない