いえのちかくのせんろうに
ちいさなはながさいてた
ひかげでうつむくように
だれにもきづかれないまま
なんだか...なんだか
やるせなくなる
なんだか...なんだか
はかなくみえる
なぜぼくはこのよのなかに
うまれたのだろう
あおいでんしゃがとおって
かぜにはながゆれてる
いまにもとばされそうな
なもないちっぽけなそんざい
ほんとうに...ほんとうに
いとおしくなる
ほんとうに...ほんとうに
だれかににてる
なぜぼくはこのかたすみに
いきてるのだろう
それでもなもないちいさなはなは
かぎりあるきせつをせいっぱいさきつづけて
いつの日かかれるそのときがくるまで
じぶんからつちにはなりません
なんだか...なんだか
やるせなくなる
なんだか...なんだか
はかなくみえる
しろいはなびら
ほんとうに...ほんとうに
いとおしくなる
ほんとうに...ほんとうに
だれかににてる
なぜぼくはこのかたすみに
いきてるのだろう
いえのちかくのせんろうに
ちいさなはながさいてた
だれにもきづかれなくても
こうしてぼくだけはみてる