Hikoukigumo

AKB48

秋から冬への途中
僕たちは
近道したつもりで
未来への曲がり角と
優しさと
風を忘れていたよ

さよならつぶやく
君の表情は
日差しが届かず
愛はもう枯れてしまった

空に飛行機雲
白くたなびく線よ
誰の想いが残るの
振り向く余裕もないまま
時の飛行機雲
爪を立てたみたいに
細く生々しい傷跡
僕はぼんやりと
眺めていた

横切るどこかの猫は
僕たちを
どんな目で見てるのか
子供に落書きされた
アスファルト
思い出をまたいでる

どこかで二人は
また会えるのかな
記憶の街角
人が多すぎるから

愛は飛行機雲
淡い一筆書き
二度と戻れないあの日に
切なく後ろ髪引かれ
まるで飛行機雲
涙を隠すように
遠く右手をかざして
君は悲しみを
見送っていた

空に飛行機雲
白くたなびく線よ
誰の想いが残るの
振り向く余裕もないまま
愛の飛行機雲
後を追いかけるみたいに
少し遅れて聞こえた
空を飛ぶ音と
泣いた声
飛行機雲
涙を隠すように
遠く右手をかざして
君は悲しみを
見送っていた


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