ああ冬の氷の神様
私を強くして
ああ北の星に祈るわ
力をください
私の歌う歌は
氷のように澄まされて
その冷たい淵に触れたら
指先が切れた
肌に刺さる北風
白く凍える手で
夜の終わりを探すの
暗い壁の向こう側
ああ穢されたことのない
私のこの心
ああ光に助けられて
出口が見つかる
悪い夢を見せられて
冬の風が怖いけど
歌の言葉を信じたら
鳥の声がする
夜が終わらないとか
氷が溶けないとか
いつも悲しいこと思うと
体が冷えてきた
黒い雲が流れる
空の雪が溶ける
手足が暖かくなると
明日は春が来る