投げ捨てた想像
夜が退屈を吐き出し
常識が邪魔して
空がうまく掴めないから
涙をなぞって
描いた扉
広がる世界は
手軽なユートピア
指先ひとつでほら
悲しみ窓の向こう
止まらない想像
君が生まれた世界を見て
常識覆す
声が心を満たしてゆく
彷徨い明かした
迷路を抜けて
重ねた記憶は
果てないストーレージ
スイッチひとつで今
始まる音語り
戸惑いの色
悲劇の朝から
目覚めて
広がる世界は
手軽なユートピア
指先ひとつでほら
悲しみ窓の向こう
朝へ旅路は
いびつなプロローグ
その手が選んだ世界
涙の向こう側へ