にじみでる あかいちで
よどんだひとが くるいだした
こころが くずれたにんぎょうだけで
たたかいつづける てきこくで
こをかばう ははおやだけが
ねむりについた いみもなく
あいは なに ひとは てき
あいは てき ひとは なに
じぶんは つみをおうたびに
こころのかんしょうを おそれたままで
わたしのかちは なんなのか
せまりくる たまのあめ
じぶんのきょうふに かたえたなら
とおのいていく いしきをはなす
しなえることが えいゆうならば
きずなんて きえない
あくなんて きえない
うそからうまれた きょぞうだけれど
くろいくもが なだれるまえに
まことにかえる じかんを ちょうだい
めのまえに くろいかげ
ひらくことは ない