折れた弦が指をかいた
掌から傷をぎゅっと
焦がして
床に散った花束
愛のように夜の中へ一人で溶けていくよ
欠けたピース諦められず
僕はうずく待ってた
ドアの音 声の向こう錆びてく歌
季節は暮れ
あの時君はなんて言ったの
滲んでいく僅かな体温だけかき集めて
エンドロール届きそうな腕 まだおえないでいて
愛のように夜に溶けていく傷握りしめたまま
ここにいたい孤独の色 冷たい手に咲く
君のようにまっすぐに愛したらよかったんた
花を拾う一人だってその線踏み越えて
今