いつかきぬのとばりが
あおくかげをおとして
ゆれるまなざし
そっとあかりをけして
よるにつばさひろげて
のぼるあいのきざはし
ふたりだけのせかいへ
ときのいざなうままに
よるのきみはすてきさ
しろくかたがひかって
うつむくかみに
そっとくちびるよせて
かぜにたゆとうように
かわらぬあいのうたを
いつまでもそばにいて
ぼくにささやきかけて
とおくひびくさいれんも
ここまではとどかずきえていく
よるにつばさひろげて
のぼるあいのきざはし
ふたりだけのせかいへ
ときのいざなうままに