かきなぐるふあんのかたすみに
えいえんをねがうきみのては
りんかくをえがいて
よこたわるきぼうにかられては
げんじつをとうざけたばしょへ
にげるように
ぼくははんとうめい
つたうことのないほほえみを
ただそれでよかった
いきさきはそこにあって
しあわせはここにあって
かわりゆくひびにないた
もしもこのてでぼくが
つつみこめるのならば
ありえないげんじつをのろって
ねがう
いくつものりそうやたもだいを
おいやってわらうきみのめは
ぼくだけをみつめた
なぜここにうまれてしまうのか
たんじゅんななげかけはあわく
ぬりつぶされていく
こっけいだ
ちのながれないぼくはえがけない
へだたれてくせかい
あああ
かぎりないぼくたちのものがたりは
そのゆびできみがそっと
おわらせてしまう
はりがとまるまでそのときまで
そばにいて
あざやかにそめあげて
かわらないものがあって
いつわりはここにあって
おわりゆくひびにないたああ
くちていくさびしさを
しらぬままとうくなる
そのてをとめてくれればいいと
ねがうねがう…ああ