とざされたとびらをこじあけて
いまきみにあいにいくよ
みしらぬかべのむこうがわに
きみのこえかれたいちりんのはな
ふかんぜんなぼくのこころをきみのあいで
かんせいさせてきおくをのこして
うごかなくなったとけいのはり
なんどなおしてももうもどれない
いちびょうだけでもきみのそばで
おなじけしきをただみていたい
あいしてるそのひとことさえいえずに
きえてそっとさよなら
せんねんのときをこえてもとおくずっと
くりかえしおなじことばをうたいつづける
どうかわすれないで
ぼくがここできみをあいしたことを
うらぎりのなみだはいつかひとつになってはなをさかす
かなしみのとげがつきささり
めざめることのないあまいどくを
こころをみだしてこわしてよ
しんじつはざんこくにせんめいに
ああきみをだきしめて
くるおしいほどあいをさけぶよ
だれもしらないふたりだけの
ふかくきれいなばしょでねむろう