ぼくらがなにもおぼえてないくらいおさなかった
あのひからかわらないすいめんだってうつくしかった
ふたしかなきおくでつながりあったきがしていたんだ
いつまでもいつまでもいつまでも
すなはまにえをえがいたよ
すぐにけいちゃうように
だってかんじょうはだれかに
みせるものではないから
それでもきみならきっと
みつけてくれるきがして
みつけてくれるきがして
ぼくらのきおくをさらわないで
ぼくらはよくばりでてもとにないものほどほしくって
ことばやきもちすらもとめてしまった
かいがんぞいにはおぼえていたいにおい、かたち
はなさないではなさないではなさないで
うつむいてばかりだ
もうへいきだなんてきょせいをはる
ふしぜんなこうさいや
くうはくがこうかいになる
ぼくは、かすかなきぼうにいつまでもすがってるだけ
すいちゅうはつめたかったぼくにおんどがあるから
すいめんにうつるかげがききのようにみえたんだ
あたまではわかっていた
ここにきみはいないこと
あたまではわかっていた
あたまではわかっていた
すいちゅうはつめかった
ふれたかった、むせかえった
はんするかんじょうだって
かいすいごとぜんぶのみこんでさけんだ
ぼくのせいだ
ほんとうのこともしらないで
いつものひびもきおくも
きれいなだけとおもいこんだんだ
じょうだんをみすかして
このあいをみすかして
もうなにがいいたいか
ぼくにだってわからないよ
わからないよ
なみうちぎわでまっていて
こえも、いろも、さらわれてしまっても
ぼくらがなにもおぼえてないくらいおさなかった
あのひからかわらないすいめんだってうつくしかったかった
ふたりのちがいも、みらいも、しかいも
ふざけたちかいも、ねがいも、しっぱいも
わすれはしないよ
かんじょうも、あいじょうも
つつみこんだあお、あお