れきしはどこへいった
きおくをのこして
つみかさなっただけの
しょもつはここにおいて
まえにすすもうとしても
きずけばげんやがひろがり
しるべもあかりもなくて
ともにあるくひともみえず
ときはただひとすのむきに
ながれているわけではなく
けれどたしかにちへいは
つづいてる
ひがしからひがのぼる
このちのなげきをすって
にしからはほしがめぐる
あのてんのなみだをあつめて
ものがたりのさきへ
こどくなうたをたずさえて
みちはただひとつのとちに
つづいているわけではない
このあしはめざすさきに
こたえはある
たとえだれにもきこえない
とどかないとしっていても
わたしはいまここにいる
それをしんじるためうたうよ
ものがたりのさきへ
こどくなうたをたずさえて