いつからかぼくらてをといて
しゃべることばもなくしたんだ
となりをあるくきみのよこがおをみつめて
ただきづかないふりをしたんだ
そのほうにながれるなみだのいみが
まだわからないまぬけなぼくは
さっていくきみのせなかに
ごめんとだけつぶやいた
PAZURUのようにつなぎあわせたみらい
ぼくがなくしたのはどこのPIISUだろう
さびしさでよごしたこころ
まっしろなくうはくにうかべて
むなしさだけがのこるこのへやで
そっとめぐるよきみのきおくを
ゴムのようにひきのばすまいにち
とぎれそうなこえでぼくらはわらっていた
かわってしまったこころのかたちを
むりやりあてはめてみるけど
いたいんだくるしいよきみをきずつけて
さびしさでよごしたこころ
まっしろなくうはくにうかべて
むなしさだけがのこるこのへやで
そっとめぐるよ
さがそうぼくときみのかたちを
たとえおなじふうけいにいなくても
わらいあってよりそったひびの
かけらだいてねむるよ