坂道ころげおちる
よくうれたあかいりんご
こなごなにくだけてつぶれる
みずうみおよぎまわる
しにかけたあおいさかな
あわをはき
みずにとけゆく
おもしろおかしく
どうけしはかたる
うそでかためられた
おとぎばなしを
くるったようなアコルディオンのおと
おなかをかかえてかんきゃくはわらう
いつわりこそがほんとうのすがたさ
しんじつははいにうもれてく
えんぎはいつしかあたりまえになり
まだきづかないの
ピエロはひとりきりでまいご
ふりむいてみなよ
ほらきみのうしろには
ほらきみのうしろには
ほらきみのうしろには
やみのなかわらってる
ちまみれのクレイジークラウン
なみだをながしてどうけしはかたる
やみにほうむられたくにのれきしを
くずれてこわれたオルケストラには
だれひとりとしてかんきゃくはいない
いつわりこそがほんとうのやさしさ
しんじつはえがおのうらがわ
えんぎはいつしかめちゃくちゃになって
もうきづいたでしょう
ピエロはひとりきりでさけぶ
めをあけてみなよ
ほらきみのかっこうは
ほらきみのかっこうは
ほらきみのかっこうは
なきながら
わらってる
ひびわれたかがみのなか
きみのすがた
クレイジークラウン