Saigo no Hi

Sukima Switch

ゆれる ゆれているか よわくもえてる
めぐる めぐっている ぼくをとりまくもの

せんしゅう まつからならないでんわもちぬしがひとりへったてーぶる
つけっぱなしのテレビはまたこどもがぎせいになったという

ああ なぜぼくはきみとであったの
このよにうまれたときにはなまえすらなかったのに
きみをよぶこえいつしかくちぐせになっていた
くれていくゆうやみがあいのかげをちゅうちょなくけしていく

つかめる つかめないあいじょうにかたちはない
だけどどうにもわすれらないやすらぎとぬくもり

ひとのいのちははかなくてそれいじょうにこころなんてもろい
だからこそぼくらはきっときぼうにしがみついていきている

きょうもきのうよりきみをおもったよ
ことばはありきたりでもこめたねがいはたしか
くらがりのなかうかべたいたみときおくは
うつくしくいろをつけながらおもいでにすりかわる

かあぺっとのうえよこになってめをつむり
それでもてをのばしてあのあたたかいひかりにまたふれようとする
さいごのひがきえるときにひとは
いったいなにしょくのせかいをみてだれをおもうの

どうしてぼくには、きみしかいないんだろう

ああ なぜぼくらはこうしてであったの
このよがおわってくときにはきみによびかけてほしいのに
あすはきょうよりきのうよりきみをおもうよ
てらすものはなにひとつなくたってきっとずっときみだけをさがしている

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