ぼくのなかのぼくをいつかかたいガラスびんにつめて
ひのあたるにわのかだんにこねこといっしょにうめよう
みずたまりにうつるかおはつめたいあめでぐしゃぐしゃに
ちぎれていったあとのただのいろにかわりだしたよ
あかいつきをながめてたからなきたいほどぼくのふあんは
いつもきおくのかたすみにかさぶたみたいにのこるよ
いたいくらいきれいだったけどひかりのなかのぼくのかげを
あのたかいかんらんしゃでだれかがわらったきがした
ひつじのきぐるみをきたままやせたおとこのこがおどけて
はくいきをしろくさせていのるようにてをあわせた
あのことそらのあいだにはとうめいななにかがあるから
きっとねがいはとどかないすこしさむくなるゆうえんち
なにもかもうそになるだれもいなくなる
ぼくのなかのぼくをいつかかたいガラスびんにつめて
ひのあたるにわのかだんにこねこといっしょにうめよう
みずたまりにうつるかおはつめたいあめでぐしゃぐしゃに
ちぎれていったあとのただのいろにかわりだしたよ
まぼろしのベルがなりけしきがかすみだせば
なにもかもうそになるだれもいなくなる
ぼくのなかのぼくをいつかかたいガラスびんにつめて
ひのあたるにわのかだんにこねこといっしょにうめよう
みずたまりにうつるかおはつめたいあめでぐしゃぐしゃに
ちぎれていったあとのただのいろにかわりだすよ
やさしくぎんいろのあめがまちのすべてにふりそそぐ
みちのはじでさがしていたぼくをやっとみつけた
いすのうえにはなのうえにあしがないろばのせなかに
こまかいあめがふりそそぐぼくのうえにも