カラフルにざわめくまちときはすぎ
テク
たちどまるぼくだけをとりのこ
して
とじてゆくからっぽなむね
とぼけつづけた
ふがいないかおにまたためいきかさねる
ぼくをみやぶったきみはかけよって
そっとのぞきこんでいった
たんじゅんなことばがこころゆらした
きみがせいいっぱいぼくをおもって
とどけてくれたこえが
なんだかうれしくてなみだがこぼれた
ゆれてとんでったいじっぱりが
いっしゅんでとけだしても
あけなくあおいそらがきょうもひろがる
うごきはじめた
ほかのことわらうきみにちかよれ
なくて
すこしずつはなれてたきょりいつしか
ぼくにくれるやさしさまでさけて
きたから
かくれてたなきがおもきずけずにいた
の
ぼくがみおとしたときをならべて
そっとうめてくすきま
かんたんなしぐさがこころつないだ
きみがだいてたおもいをしってみがって
なぼくのこえが
いまさらくやしくてなみだがこぼれた
ふれてとんでったいじっぱりが
いっしゅんでとけだしても
あけなくあおいそらがきょうもひろがる
たかくたかく
いえず
なんどものみこんだ
おもいがあふれても
すべて
いやんなってにげだしても
かわらないあおがずっと
いつかかんじょうがさきばしったくだらない
ぼくのこえが
だいじなおもいまでなみだでぬらして
も
そらにとんでったいじっぱりが
いっしゅんでとけだしたら
あけなくあおいそらがきょうもひろがる
ここがはじまり