ふりしきるつめたいあめにぬれながら
いろをきそうようにさくあじっさいよ
なにをそんなによそう
うすべにのはなもようなみだいろです
だいてくださいしろいすはだあかくそまるまで
かみをまさぐるゆびがこんなにいとしい
こころしくしくからだしくしく
あなたこいしいはなぐえしょう
とめどなくあふれるなみだかわにして
ひとひらのはなをみずにうかべて
そとおくるわあなたに
しばらくはだかないでほかのだれかを
ひとをあいしてひとをにくむことをしりました
よるのながさにゆれるおんなのかなしみ
こころしくしくからだしくしく
あなたこいしいはなぐえしょう
きょうもあしたもひざをかかえひとりわかれうた
あいのとしつきいえこおかいしないわ
こころしくしくからだしくしく
あなたこいしいはなぐえしょう