ことばでなんか救えない そんな思いに抱かれてしまった
全世界が手をつなぎ 僕の行く手を通せんぼする
子供ながらについた あの一世一代の嘘のつけが
今になって降ってきたの? 得意の許され方も通じない
声が聞こえるでしょう? 知っていたはずだよ
悲しみが来た場所 君が背をいつも向ける方
愛にもたれないで 愛を語らないで
無理に振りかざしたりはしないでよ
なんですぐ頼るの? なんで寄りかかるの
そんな曖昧なもので 形を塞がないで
同じ酸素を吸っているのに もう同じ息は吐けない
枯れるまでが花なのなら 最後までちゃんと燃やすよ
声で交わすよりも 手を握る方がわかることがあるよ
だから僕らはその手を離すの おしゃべりが好きなの
愛にもたれないで 愛を語らないで
無理に振りかざしたりはしないでよ
なんですぐ頼るの? なんで寄りかかるの
一生追いかけても 解けぬ定理に
愛より大きな声で 君は歌う夢
よりもかすかな光の中で舞う
たとえどれだけその光が醜く輝いていたってさ
僕ら選ばれてしまった
愛より大きな声で 君は歌う夢
よりもかすかな光の中で舞う
たとえこの体も世界も 僕をかたくなに固んでも
(愛にもたれないで 愛を語らないで 無理に振りかざしたりはしないでよ)
僕は明日を選ぶ
愛より大きな声で 君は歌う夢
よりもかすかな光の中で舞う
(なんですぐ頼るの? なんで寄りかかるの
一生追いかけても 解けぬ定理に)
たとえどれだけその光が見にくく
輝いていたってさ 僕ら選ばれてしまった
(愛にもたれないで 愛を語らないで 無理に振りかざしたりはしないでよ)