3(さん)ねんBぐみ、ありのむれ。ひかりあふれるわがぼくお
さあ。はじめましょう
いしのかたまり、ありのむれ
はりぼて、おもいで、つくられたせいしゅん
すばらしきこうふう、おしつけがましいきょういくりねん
ひとつ
' わたしは、きかいじゃありません。 '
めざめはきょうもわるく、7じすぎまたねむり
8じジャストのベルにみみをふさぐ
なにもきかない、なにもみえない
なにもこころにかんじたいともおもわない
さいあく。こんな、せっし0どのひには
せまいこうしゃのまどの、よごれたガラスに
ずのうめいせき、らくがきを
うまとしかをかいてばかととくのです
えらいえらい、せんせいかたたちにきめられた、ぎょうじよていどおりのおもいで
かれんだーをめくると、なかばしぜんにあらわれる
みんなとおなじはうつくしく、みんなとちがうはじゃまなもの
きょうも、いつも、いつまでも
きょうもわたしは、ひとりあそび
きょうもかたいかたいつくえにむかい
10ふんちょいのやすみは、もうそうにふける
すばらしきかな、きそくやもらる
にげばしょのない、さっぷーけいないしのはこ
いしのかたまり、かたまりのいし
いしまでのじかん、いしまでのみち
さだめられた、はぐるまになれない
わたしはそれでも、たえている
アルバムをひらいたら、おもいだすありのむれ
さいぺんにぎりしめ
かたっぱしからぬりつぶしてやったのさ
つめたいありのわらいごえ
つめたいありがまつはこへ
きょうも、いつまでも
きょうも、ひとりあそび
あり、あり、あり、あり、あり、あり、あり、がり
ほんとうはありとあそびたいても
つめたいすにけつがねをはる
ほんとうはありがうらやましくて
そのうちわたしはこえをなくしていた
よわねをはくと、' くるしい 'だから
みぎてのすそがわずかにしめります
きらわれしゃ、きらわれもの、はみでしもの、よけいなもの
きらわれもの、きらわれもの、のけもの、じゃましゃ
やきばのうらのひみつのきちへ、おひるのやすみのあんそくのばしょ
せんせいわたしはちがうそうじゃない、わたしはみじめじゃないんです、だから
みみをふさいでものうみそにはびく、わたしをののしるむしからのこえを
ききながらわたしはじゃましゃらしく、つくえとはなしてくらしているんだ
きらわれもののいみとていぎを、ぼんやりひとりでかんがえてみたら
わたしにとっていしのかたまりが、じごくのはじよりくるしいものでした
かみのけきってもにんうどきっても、こころのガラスこなごなになっても
ままさまのためにぱぱさまのために、しなないていどにたえしのんでいる
うまれたときからきめられてたこと、なかまになれないうんめいのわたしは
ほうかごべんじょのつめたいたいるにたたきつけられてわたしはおわる
ほんのすこしだけむなしのだけど、ほんのすこしだけくるしいのだけど
ほんのすこしでもわらっていたいの、やつらをはるかにこえていきたいの
こえをあげてさわぐ、やつらを' ばか 'と
なづけてわたしは
きょうもひとりあそび